菌と美肌MENU ▼
黄色ブドウ球菌とアトピー

アトピーの定義
アトピー性皮膚炎の定義はあいまいです。一定の菌量や痒みがあるということではなく特定の湿疹が慢性的に継続しているとアトピーと診断されます。
日本皮膚科学会によるとアトピーとは次の要件を満たす疾患として定義されています。

1)痒みの症状がある
2)特徴的な分布と湿疹がある
3)乳児では2ヵ月以上、その他では6ヵ月以上痒みが続き、新旧の湿疹が繰り返し発生する

アトピーはアレルギーが原因と思われていた

アトピー患者の皮膚には、黄色ブドウ球菌が多く生息している事は以前より分かっ ていました。
しかし、これまでアトピーはアレルギーが主な原因として痒みや炎 症を起こして、体液が流れる事で、結果として菌が増えると考えられていました。

 ↓ところが・・・

菌が増えるとアトピーになると発表
しかし、2015年4月 アトピー性皮膚炎は、皮膚の表面で複数の細菌が異常に増えることで起きる(アトピーの発症には菌が関連している)と、アメリカのNIH=国立衛生研究所の永尾圭介主任研究員と慶應大学などのグループがアメリカの科学雑誌「イミュニティ」の電子版で発表されました。
このことから、アトピーの原因は黄色ブドウ球菌とコリネバクテリウムという菌の増殖から発症しその後、アレルギー性皮膚炎が併発し増悪する可能性について指摘する見解が議論されています。

 ↓

アトピーはアレルギーだけでなく菌が関与していると最近では考えられるようになっています。
また、菌を抑制する治療など新しい治療方法の開発が進んでいます

子供のアトピーが気になる方に

子供のスキンケア習慣。長期にわたり間違えていると、善玉菌が減り、悪玉菌が増える可能性があります。一度悪玉優勢となり、アトピーが発症してしまうとその治療は困難を極めます。
子供の菌量がどうなっているか、皮膚アレルギー体質かなど子供をアトピーから守るためにも、肌質を検査して正しいスキンケアで守ってあげることがアトピー予防につながります。

こんなことに注意
  • 砂場で遊んでいる、顔にべたべたと菌をつける
  • 手洗いをしない
  • 顔を触る習慣がある
  • 顔を洗いすぎる、清潔にしすぎる
  • 洗浄力の強い石鹸などを日常的に利用
  • 界面活性剤や防腐剤に触れている




Copyright © クリニカルパス All rights reserved